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● 沖縄の文化について

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● 沖縄文化

首里城沖縄県は日本本土から遠く離れていることが、他府県とは異なる歴史や文化をもつことにつながりました。かつての沖縄は、グスク時代と呼ばれる12世紀頃から、中国や日本、朝鮮、東南アジアの国々と交易をおこなっていました。沖縄の人々は、この交流の中から諸外国の文化に影響を受けながらも、沖縄の風土に 合わせて、いまに伝わる独自の文化を築きあげてきました。その象徴が、琉球王朝の王城であった首里城(しゅりじょう・すいぐすく)といえるでしょう。日本様式と中国様式の流れを汲んだ首里城は、沖縄文化を代表する建造物です。 また、紅型(ビンガタ)や琉球絣、芭蕉布(ばしょうふ)などの染織物、壺屋焼や琉球漆器なども、琉球王朝時代に生まれたものです。

三線音楽・芸能・文学・食文化などの面においても、独自性を発揮しており、この独自性こそが沖縄を訪れる人々をとらえて離さない魅力となっているようです。また、沖縄の文化には多様なバリエーションがあります。島ごとに、あるいは集落ごとに異なるといわれるほどの言葉があるように、社会組織や年中行事、祭りなどの領域においても地域的特色が表われています。かつて集落は、基本的な生活単位であり、文化の面でも基礎的な単位であったのです。

ポークランチョンミートさらに、沖縄戦終結から本土復帰までの27年間、アメリカの統治下におかれることによって、新たな外来文化と接することになりました。音楽をはじめ、今ではすっかり沖縄の食卓に定着したポークランチョンミートなどの食文化、衣料品や車社会など、アメリカの  影響抜きに語ることができません。沖縄の文化を「チャンプルー文化」とよぶことがあります。チャンプルーとは、野菜や豆腐、豚肉などを混ぜあわせて炒めた沖縄の庶民料理です。複合文化としての特性を持ち、ひとつの色に染まることなく、さまざまな要素を昇華させ発達させたところから、そう呼ばれています。日本をはじめさまざまな地域文化や文物、思想の影響を受けてきた沖縄。そして、それらを独自の感性で昇華させ、発達させてきたのが沖縄の文化といえるでしょう。

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