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●世界のウチナーンチュ・ネットワーク

沖縄はかつて、日本有数の「移民県」といわれ、ウチナーンチュ(沖縄人)はハワイや北米、中南米をはじめとして、世界各国に渡って行きました。現在でも仕事や留学のため、海外に渡るウチナーンチュは多く、各国における県人会活動も活発に行われています。沖縄県は、世界中に広がるウチナーンチュのネットワークの構築を図り、国際交流拠点の形成を図る目的で、1990年、1995年、2001年の3回に渡り、「世界のウチナーンチュ大会」を開催しました。この大会では、芸能や武道の交流祭やワールドバザールといったイベントに加え、シンポジウムやフォーラムも行なわれ、ウチナーンチュのネットワークに関する討議が行なわれました。回を追うごとに海外から沖縄を訪れる人の数は増えており、2001年には約4,000人のウチナーンチュが沖縄を訪れました。

また、1997年には、世界にいるウチナーンチュの国際的なビジネスネットワークの構築を目的に、ハワイに本部を置く(WorldwideUchinanchu Business Association)が発足しました。沖縄から海外への渡航は、1899年に始まりました。契約移民として26人が耕地主と契約を交わし、ハワイへ渡ったのがその最初です。その後、沖縄からの移民は急増し、南北アメリカ大陸を中心に21の国と地域に及びました。第二次世界大戦前までの県出移民数の合計は、7万5千人以上。これは全国の移民総数の10%以上を占めています。1945年の敗戦により、アジア各地に移民していた人たちは引き揚げを余儀なくされましたが、1948年から出稼ぎを目的とした移民が再開され、ブラジルやアルゼンチンなどに約1万7千人以上が移り住みました。現在、世界の沖縄系移民は、3世、4世まで含めると約32万人といわれています。また、1985年のプラザ合意以後、アジア各国を中心に活発化した日系企業の海外進出により、現地採用や駐在員として現地に移り住む人も増えています。沖縄は、こうした世界のウチナーンチュと、相互に有機的な関わりを持つことで、文化・経済分野で幅広い活動を行うことを目指しています。

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